住宅ローンは、他のローンとは違い素早く返済できないところが厄介です。
高額の物件であればなおさらでしょう。
しかし、今回はそんな住宅ローンの悩みを解決するために必要な、金利の仕組み、有名なローンの案内を行っていますので、金利に詳しくなりたい人は参考にしてください。
有名なローン2種
金利というのは、どのような借金を行うかによって大きく変わります。
例えば、住宅ローンの場合はフラット35、ダブルフラットと言われているローン2種が有名です。
というのも、フラット35であれば全期間固定金利のままで、ローンが組めるようになっているからです。
金利についてですが、長期間であっても金利が変動しないものを固定金利と言い、長期間では金利が変動するものを変動金利と言います。
また、住宅ローンには短期ローンの人気があまり高くないので、主に利用されているローンは長期間ローンという状況です。
次に、有名なローン2種の特徴を案内させていただきます。
フラット35は金利が固定となっているのですが、取り扱っている金融機関によって手数料が異なるので注意してください。
つまり、総額では他の金融機関より金利が高くなるケースもあるのです。
住宅ローンの場合、20年以上、もしくは30年以上で利息を返済しなければならないので、長期間ローンの金利は0.1%でも安いところを探したほうが良いでしょう。
また、ダブルフラットは短期間、長期間のローン2種を合体させているローンのことです。
例えば、短期間に絞って借金の大部分を返済したいという場合、フラット35ではなく、ダブルフラットでローン返済を行ったほうが賢明でしょう。
というのも、借金は残額が減るほどに金利による影響が小さくなります。
すると、ローンの後半部分はそれほど苦労することもなく、借金返済を行うことができますし、その時に金利が高くなったとしても、金利の影響を受ける範囲が小さくなるのです。
ダブルフラットの場合、短期間は20年間分、長期間は30年間分の2種類が用意されます。
こちらを同時に支払い、先に短期間分のローンを支払うという流れが、他の住宅ローンでは見られない、ダブルフラットだけの特徴なのです。
民間ローンも存在する
ローン方法というのは、前述した有名なローン2種だけではありません。
他にも民間ローンというものがございます。
こちらの特徴は、金利タイプを好きに選べるということです。
つまり、好きに返済シミュレーションを行い、利息を軸にして、返済が可能なほうでローン契約を組むというローンこそ、民間ローンだけの特徴なのです。
ただし、民間ローンは好きなように返済パターン、期間を決められる代わりに、長期間ローンに対応していないことが多いです。
そのため、20年であれば借金可能という判断が下りても、30年では難しいと言われることを覚悟しておいたほうが良いです。
今では、不況の影響もあり25年ものと言われているローンプランは減ってきましたので、20年で妥協する人が多い状況となっています。