貯蓄をしたいけれどもなかなかできない…そんな人におすすめなのが、「積立貯蓄」です。
同じ貯蓄でも何が違うのかと言いますと、
積立貯蓄は、自分のお給料で余ったお金を貯金する、というのではなく、お給料から天引きして積み立てる貯蓄なのです。
自分の使えるお金が少なくなると思いますが、それによって節約も意識できると思います。
あといくらで過ごさなければならないと、意識して生活することができます。
月給だけでなくボーナスからも天引きできるので、天引きのお金によっては、1年間で数十万の貯蓄ができます。
また積立貯蓄は、定期預金と一緒で下せる設定を自分で決めることができます。
1年満期であれば、1年後に下せるようにする、また5年後に受け取れるようにする、というものです。
定期預金という事は、利息も普通預金より、若干いいという事でしょうか。
何をやってもお金が貯まらない、という人には、積立貯蓄をおすすめします。
メリットデメリット
積立貯蓄の最大のメリットは、自動的に貯金を始めることができることです。
いつまでに何万円貯めたいという目標がすぐに達成できます。
普通貯金で貯めるよりも金利を高く運営することができます。
デメリットは、申し込みが面倒だという事。
たいがいの銀行では積立貯蓄は窓口での申し込みです。
そうなるといろいろな手続きがあるので、多少の面倒くささはあります。
また定期預金なので、いざという時のお金が必要になった時に下せないという事。
中には、下せるというところもありますが、その場合、せっかくの積立貯蓄ではなくなってしまうので、そういう設定をあえてしない人が多いのです。
どちらかというとメリットの方が多く感じる積立貯蓄です。
積立貯蓄の始め方
まず、積立貯蓄をする銀行を選びます。
基本的には、「給料が振り込まれる銀行口座」です。
積立貯蓄をやっていない銀行はないので、どの銀行でも対応してくれます。
天引きにするのですから、お給料を触らずに勝手にとってもらわないと、という考えです。
ただ、金利のいいところに考えると、別な銀行を考えます。
定期預金の金利がいいところは普通預金の金利もそこそこいいので、普通預金の金利も考えて選ぶといいでしょう。
その場合は、金利のいい銀行を選んで、会社から給料を振り込む銀行を変えてもらうのも一つです。
申し込みはほとんどが窓口です。
一度申し込みをし、郵便で来たものを確認するという流れになります。
申し込みの際、無理のない金額で、お給料と同じ日に天引きするのが一番です。
あまり大きい額にしてしまうと、日々の生活がよくなくなってしまいます。
生活できなくなるのは意味がないので、最初は1万から設定し、のちに3万円くらいにしようと目標を決めてから始めるのはいかがでしょうか。